集客サイト(オウンドメディア)は、なるほど、自然検索流入が主目的になります。しかし、それだけでいいのでしょうか?いくつか、気を付けるべき点もあります。
1.検索流入数が多いコンテンツが必ずしも、質も高いとは言えない
たとえば、奇をてらった、煽るような、ほかの上位記事と似通っているタイトルや内容だけで惹きつけるコンテンツも見受けられます。
2.検索流入ばかりを気にするとかえって、読者の満足度をおろそかなることがある
ニーズが顕在化しているユーザーしか集められなかったり、資料請求・お問い合わせといったコンバージョン(CV)させられないことも。
3.集客目的の記事、CV目的の記事、企業・商品の専門性や独自性を持った記事のバランスが大事
多くのサイトで取り扱われている記事は、広く関心が高くても、検索数が多くても、無視することも必要。
商品特長に絡められる記事やサイトに専門的独自性を持たせられる記事は、たとえ、今検索がなくても作成し特化する。その上で徐々に、潜在ユーザーの興味関心ごと記事を増やし、商品特長や専門・独自性記事に内部リンクして誘導させます。
集客サイトの目的は、単に、検索流入対策だけではありません。「住設・建材」業界の例ですと、新規の潜在ニーズの取り込みから、他社差別化、営業支援と流通対策・強化、売り上げの増大、広告費全体の削減、ブランディング、広報・採用の強化費用対効果の見える化、社内で蓄積されたマーケティング資産の有効活用、デジタル施策の強化など多岐にわたります。いまいちど、集客サイトの目的を考え、企画と運用を見直したらいかがでしょうか?
集客サイト(オウンドメディア)企画設計の詳しいことは下記をご参照ください。
【前編】★「住設・建材」業界のオウンドメディア
企画設計の実際【ネクストライク195号】
【後編】★「住設・建材」業界のオウンドメディア
企画設計の実際【ネクストライク196号】