「○○はオウンドメディアとして成り立つのか?」という視点で、今回取り上げていくのは「家庭用介護用品」です。
家庭用介護用品には、
- ベッド
- 車椅子
- 歩行器、杖
- トイレやお風呂への補助用具
- 室内着や寝まきなどの衣類
- 排泄用品
など、様々な種類がありますので、それら全般で考えていきます。
ノウハウやニュースだけでなく、コミュニティや啓蒙が必要な分野
家庭用介護用品は、自宅で介護が必要な人に対して、補助するための商品ですから、
- 在宅医療・介護のノウハウ
- 家庭用介護用品の選び方
などの、それぞれのお困りごとに対する解決提案が基本の情報発信になります。
ですが、それだけでは、どこも同じような情報になってしまうので、他との差を出すことができません。
さらに、メディアとして成長させていくなら、ノウハウやニュースだけでなく、
- 在宅介護をする人同士が語り合えるようなコミュニティ
といった交流も求められます。精神的・時間的・肉体的な負担のあることですから、同じ境遇の人とのつながりは大事になってきます。
また、
- 在宅医療・介護の重要性
- 在宅医療・介護で働くことの魅力
など、在宅医療・介護の就労人口を増やす啓蒙活動も求められるでしょう。
通常、要介護者の家族だけに向けた情報と考えがちですが、在宅介護に関わる人口が増えればその分、家庭用介護用品への意識も高まります。
介護は大変だが、ポジティブに捉えてもらう情報発信が必要
ここ数年、介護対象者も増え、情報サイトも増えていきます。
ただ、「介護」という精神的・時間的・肉体的にも負担のあることを、淡々と情報発信するより、ポジティブに捉えてもらう情報発信の方が好まれやすいでしょう。
例えば、下記のようなサイトは、在宅医療・介護の現場を明るく、楽しくコメディカル職が中心にお届けするということがコンセプトになっています。
このサイトでは、在宅介護のカテゴリーもあるので、参考になります。https://comedi.jp/category/kaigo/