たいていのメルマガでは、潜在ユーザーと顕在ユーザーの
区分されていなくて、一斉配信が多いのではないでしょう
か?
今号では、メルマガの一斉配信で気をつけたいことを考えます。タイトルがありきたり、逆に、誇張しすぎ、本文の内容を一言で言いきれていない、新しい提案が感じられない…
そんなことでは開封してくれない。ネタがないため、紹介記事が少ない(熱意が感じられない)、リンク記事の紹介が雑、文章が長々と続く…
そんなことではクリックしてくれない。メルマガというと、どうしても開封率やクリック、CV率などが気になり、それをひとつの目標にしますが、もっと大事な点があるように思います。そもそも、それは、読者が求めている内容であるか否か、という視点。
営業色を出さず、商品訴求をしたい、これが、実際ではないでしょうか?でも、毎回毎回、営業メールでは、せっかくの接点強化の機会なのに、「またか…」と嫌われてしまいます。かといって、1メルマガ、1テーマが理想と言っても、毎月何回も発信するのも負担に。
ではどうすればいいか?
BtoB業界やBtoBtoC業界で考えると、毎月1~2回程度で、いかに、一方通行な営業色をあまり感じさせなく配信することで、いっぱいいっぱいかと思います。
たとえば、ひとつのメルマガでは、冒頭に、”お役立ち”情報を入れ、そのあと商品情報、そして、それに関連した情報(業界や業界誌ニュース)を入れるなどします。
ネクストのメルマガ配信支援では、商品営業色は、70%以下を目安にしています。
商品情報以外の内容は、自社商品の顧客ではないけど、商品に興味関心を持ってもらうための”お役立ち”情報や自社内でしか知られていない開発苦労話や専門的な提案素材、日頃の営業活動、知って得する情報(ためになる書籍やHPなどの紹介)の公開など、読者との距離を近づける工夫を考えます。
もちろん、これは合致していないかもしれませんが、ぜひ、読んでほしい内容である!、だからあえて、きちんと伝えたいこともあります。
メルマガ配信の基本とともに、配信方針も大切です。
もし、社内でメルマガやMA配信しているけど、ネタ不足やマンネリ、コンテンツづくり、成果が出ていないなどでお困りの場合は、ご相談いただければ、何らかご支援できるかもしれません。
以下もご参考ください。
【早わかり】
ネクスト流、メールマーケティング企画作法
【ネクストライク165号】