メルマガ担当者さまが困っていることは、いくつかあるかと思います。
例えば、
・どんなネタ(コンテンツ)を入れればいいか分からない
・HTML(画像付きメルマガ)作成時間がかかる
・メルマガ会員が増えない
・効果測定がうまくできく対策が立てられない
・開封率やクリック率が低い
・コンバージョンが引い
この中でも、実際にお客さまからお聞きする困りごとの一番は、コンテンツがなく、継続した配信ができないことのようです。
今号では、みなさまの一番のお困り、『メルマガ、ネタ切れに困らなく継続できる方法』を考えたいと思います。メルマガで、ひとりでも多くの読者をわが社や商品のファンにしましょう。そのためには、できるだけ相手に有益な情報提供すれば、お返しとして、なにかあった時の”相談相手に”と思っていただけるかもしれない、心理学商品で言う「返報性の原理」が有効です。
”その時”が来るまで、メルマガでコツコツ信用を築くのです。信用を築くにはそのための努力と時間を投資しなければなりません。簡単に築けるものは、信用自分のとは言わず、自分の邁進にすぎません。
こういった時間をかける数多くの「そのうち客」に対する施策は、手間がかかりますので、だれでもできるわけではないからこそ貴重で、見る人はしっかり見ていて、そこで、差がつきます
1.ひとつメール当たりのコンテンツを絞ってみる
コンテンツがないとしたら、逆発想、思い切って絞ってみます。たとえば、今号は○○新商品のこと、○○展示会のこと、○○販促施策のことなどにテーマを絞り、そのテーマにまつわるコンテンツを充実して掲載します。そうすると、意外に社内の素材もあったりするなどで探せことが多くあります。やさしいやり方ですので、ぜひお試しください。
また、そのテーマにあった配信リスト先に送れば、テーマで一貫しているため読みやすくもなり、開封率も高まります。
2.ホームページやWebコンテンツから探す
実際、社内をよく探してみれば、コンテンツはたくさんあります。
しかし、そのアイテムを探す視点やそれを加工するアイデアと作成するノウハウがなく、コンテンツがないと言っていることが多いようです。一番簡単で、すぐ処理できるのが、社内にあるインターネットや販促の情報です。
たとえば、企業のHPの更新記事やニュースのほか、業界や団体のニュース記事、コンサル系のネット記事、それから企業様によって状況は異なりますが商品サイトや販売店向け販促情報サイト、動画サイト、場合によっては社内限定サイトに掲載されたコンテンツなどあれば、リンクと記事紹介だけで掲載できます。しかも、そういったサイト情報は定期的に更新さてているのが普通ですので、月1回程度のメルマガだと、手に余ってしまうほどの量があるのではないでしょうか?
あらかじめ、3か月~半年間の掲載計画表を作成することで、管理しましょう。
3.社内の営業担当やコールセンターから集める
営業担当者は、日々、最前線にいてお客さま方の悩みごとや提案のツボ、競合との違いに詳しいはずです。そこで、「よく聞かれる悩みごと」「よく提案して喜ばれていること」「競合先と比較して優位に立てる点」などの鉄板ネタを現場の営業から集めます。また、「営業マンインタビュー」としてシリーズ記事掲載も有効です。社内スタッフの「編集後記」を掲載することも考えます。
4.過去のメルマガネタを生かす
読者の多くは、毎回、メルマガ内容のすべてを熟読してはいるとは限りません。
逆に言えば、過去のメルマガを何度掲載しても大丈夫です。数回に一回掲載や過去のネタをもっと深堀したり分割するなりしてシリーズ化する、掲載の位置やタイトルの位置、リード文章など工夫することが考えられます。特に重要な記事は、これで大いに生かしましょう。
5.ターゲットに聞く
いっそのこと、メルマガ読者に聞いてみましょう。読者なら、自分がどんな情報が欲しいか、一番詳しいはずです。日頃お世話になってる取引先はありませんか?日頃のたくさんある営業接点の場で聞いてみましょう。お聞きすることで情報源として生かすと同時に親密感も増すメリットもあります。
そのほか、具体的なコンテンツ一覧は下記をご覧ください。