笑いが心の底からこみあげれば強い呼吸になります。
逆に
怒る、不安だ・心配だ、うろたえる、などしているときは
自然と入る息出る息を止めていたり浅くなったりします。
そのため血液循環系が乱れ60兆の細胞のどこかに支障をきたすようです。
また、便利な生活になったおかげで手足の筋肉を昔ほど使わなくなり呼吸も浅くなっています。
お釈迦さまは『長息』を薦めております。
『長息』は入る息は短く、出る息はつとめて長~くしっかり腹式呼吸する、です。
出る息と共に雑念妄念なども追い出しそれにより心を浄めます。
お釈迦さまの口癖だった「持つものなき心、とらわれなき心」がこれで少し解決できるようです。
心と体は一体となっていて心に邪念があると呼吸も乱れます。
そのとき心を入れ替えるのは我々凡人ではできません。
『長息』することで心を整え心をきれいにします。
ちなみに 出る息は鼻でも口でもOK,
吸う息は原則として鼻からいれます。
空気中の汚れを捕捉し浄めるだけでなく温め適当な湿度を保って肺に送り出しますので。
『長息』は出る息に主体を置きますが吸気は意識しなくていいです。
出た量と同じ量が必ず入りますので・・・
追、『短息』もあります、こちらは強く一気に出す呼吸です。
よく集中する大一番の前にする、あれです。
これも 体調整え”やる気”と”忍耐力”がつくものです。
『長息』・・・ 長~く吐き出すことで 朝晩の体調管理や昼間の不調時にどうでしょうか?
『短息』・・・ 一気に息を吐くことで 大一番にのぞんだらいかがでしょうか?
両方を1日の中で使ってください・・・
手足が冷たいときなどは『長息』は末端まであたたかくなります。
注)風邪をひかない秘訣、長距離マラソン走行などで
『長息』はすでに知られていますので
本号はお役にたたないかもしれません・・・
呼吸を見直すことで心から健康になれば思いました・・・