「○○はオウンドメディアとして成り立つのか?」という視点で、今回取り上げていくのは「住宅ネットワーク」です。
住宅のネットワークにも、FC(フランチャイズチェーン)以外に、
- VC(ボランタリーチェーン)
- 部材・工法提供型
- NPO・社団法人
- 協同組合
- 研究会・勉強会
など、様々な形態があります。ここではFCだけでなく、それらも含めて考えていきます。
また、この分野は、一般の方の関わりがない分、住宅会社や工務店だけが注目するコンテンツになりやすいです。この辺り、どのようにしてコンテンツを考えていけばいいかも取り上げていきます。
住宅事業を成功させるためのノウハウが鉄板!
住宅会社や工務店が、住宅ネットワークに加盟するのは、事業を成功させるためです。なので、「住宅事業を成功させるためのノウハウ」は、外せないコンテンツになります。
ノウハウと一言で言っても、
- 集客のこと
- お金のこと
- 人材のこと
- ツールのこと
- 営業のこと
- 設計のこと
- 施工のこと
など、住宅事業を成功させるためには、様々なノウハウがあります。
また、施工棟数など会社の規模によっても、ノウハウのレベルは変わってきます。1人経営で年間5棟のところと、営業マンを抱えた年間40棟の会社では、必要なノウハウも異なってきます。
さらに、家づくりの方向性によっても、ノウハウのレベルは変わってきます。設計デザインを重視している会社と、大工の技術を重視している会社では、必要なノウハウも異なってきます。
大事なのは、幅広いノウハウを揃えるよりも、自社が運営しているネットワークのターゲットに合うノウハウに絞り込むことです。
また、メディアとしての位置付けも、自社のネットワークに加盟させることがゴールではなく、加盟後、そのネットワークを120%活用できるようなメディアにしていくことが望ましいです。
自社で運営してない場合は、比較サイトの方向性もある。
ネットワークとは、加盟することで、住宅会社や工務店などが自社の弱点を補い、ネットワークの理念を共有し、自社の家づくりをより高いレベルで実現していくためのものです。
ですが、多様化してきた住宅事情を考えると、ネットワークをうまく活用できていないケースも増えてきています。加盟さえすれば受注が増えるとの思い込みから、ネットワークの理念や内容を理解しないまま加盟してしまい、本部および加盟店、双方が不幸な関係に陥っていることもあります。
なので、自社でネットワークを運営していない場合は、下記のサイトの様な、加盟条件などを比較するポータルサイト(マッチングサイト)の形もあります。