エクステリアや外構・ガーデン・住まいを中心とした情報を発信しているオウンドメディア「Nexell-ネクセル-」

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エクステリアや外構は、「家の化粧」と呼んでも過言ではないくらい、その良し悪しで、家の見栄えは大きく変わってきます。

最近では、エクステリアの底上げとして、エクステリアCADメーカーが、自社でサイトをつくり、エクステリアを中心とした住まいの情報をお届けするニュースサイトも出てきています。

エクステリアや外構・ガーデン・住まいを中心とした情報を発信

エクステリア・外構・ガーデン専用設計3DCAD「RIKCAD」をはじめとした、設計や提案のためのツールや設計のサポートサービス、植栽提案のお手伝い、業務管理システムなど様々な製品・サービスでエクステリア・ガーデンに携わる方々をサポートしている、株式会社ユニマットリックが運営する、エクステリアや外構・ガーデン・住まいの情報を中心としたオウンドメディアサイトです。

Nexell-ネクセル

サイトの目的

サイトの運営をしているのは、工務店や造園業者向けに、エクステリア・ガーデンに関する業務を支援している会社です。なので、自社のCADやサービスを普及させるため、内容自体は、一般の消費者向けではなく、工務店や造園業者向けとなっています。

ただし、自社の商品を紹介するような記事ではなく、エクステリアを中心に、庭、ガーデニング、植物、住宅・リフォーム産業などに関する情報を幅広く提供し、見込み客(工務店や造園業者)との関係性づくりや、知識などの底上げを狙っていると思われます。「最旬の注目グリーン」「エクステリアのプロが選んだ!人気植栽ランキング」など、一般の方への提案にも役に立つ記事もあります。

メディアサイトの方向性としては、見込み客(工務店や造園業者)に有益な情報を与えることで、信頼関係を築き、メルマガの登録や、売り込まずともアカデミーへの参加へ導くことのようです。

施策

2015年の時点では2記事しかありませんが、2016年4月頃から、記事を追加されてきています。最初の頃は、活用事例として、自社のCADをどのように使いこなしているかを取材した内容を追加されています。

記事の文字数もボリュームがあり(少なくても1500字以上)、更新頻度は週に数記事というペースです。日々更新というよりは、まとめて更新しているようです。

記事カテゴリーは、エクステリア業界知識やスキルはもちろんのこと、事例紹介や住宅業界全体の話なども含めた内容です。

例えば、2018年1月7日時点で、掲載されている人気記事のベスト5を紹介すると、注目のグリーンやランキングなどの提案にも活かせる内容の他に、業界で働くことのキャリアや働き方についての記事も人気があります。

  1. エクステリア設計士100人に聞いた、よく使う庭木・樹木人気ランキングTOP10!
  2. 30代からの一念発起に向いている「手に職」系の仕事とは?【30代40代女性の働き方】
  3. 雑草対策なにがいい?施工が必要なものからお手軽なものまで7選。
  4. 最旬の注目グリーン、あなたならどれを選ぶ?
  5. 50代。CAD未経験。そんな私が「CADオペレーター」として再就職するまで【前編】

活用事例などは、施工店にちゃんと取材して掲載しています。最近の記事を拝見すると、自社のCADオペレーター養成講座を修了後に、エクステリア外構の設計・施工店に就職した卒業生と、採用を決定した会社の社長に話を伺っていたりします。

植木職人からCADオペレータへ転身。そのワケとこれから目指すこと

自社のCADの使い手を増やす講座を開催すると同時に、そのキャリアも明るいものへとサポートしていく情報発信は、これからエクステリア業界に足を踏み入れたい方にとっては、ためになる情報になっています。

これらの記事は、外部のライターを使っているのか?それとも、自社で行っているのか?はわかりませんが、実際に取材しないと書けないオリジナル性の強い記事と、ランキングなどのライターに頼んでも書けてしまうようなニュースを引用した記事とが混ざっています。

ゴールは「メルマガ登録」と「アカデミーへの誘導」

サイトのゴールとなっているのは、

  • メルマガ登録
  • アカデミーへの誘導

の2つです。そのバナーが、右サイドバーに貼ってあります。

メルマガ登録

アカデミーサイト

また、記事の内容によっては、関連した販売サイト

などへ誘導するリンクを、記事下に貼っています。

(現時点での)結果

アクセス数や問い合わせの数などは公開されていません。

一応、分析ツールのSimilarWebで12月17日現在のデータを調べてみると、、、

訪問者数はバラツキがありますが、5万前後です。

ただしこの内容は、rikcorp.jpのデータなので、コーポレートサイトの内容も含まれたドメイン全体の数字に鳴ります。メディアサイトは「rikcorp.jp/contents/」と、その下のディレクトリになるので、もう少し低いかと思われます。

流入の約60%が検索によるもので、ダイレクト(ブックマーク)やリンクからの流入が40%ほどです。ダイレクトな流入が30%以上あるのは、固定された読者がいるからでしょう。

SNS自体、活用されていないようなので、比例してSNSからの流入は少ないです。

知見

自社のCADやサービスの内容を紹介する、カタログ的な情報ではなく、活用事例やテクニックなど「どんな風に取り組むか?」というところに視点をおいた情報なので、取材しないと書けない内容になり、自然とオリジナリティある発信になっています。

働き方や収入面まで触れた内容もあるので、これからCADオペレーターなどを検討している方にとっては、働くことをイメージしやすくなっています。

対談形式の取材は、記事の質は高くなりやすいですが、その反面、時間とお金が掛かり、記事数を増やすことがかなり大変になります。なので、ニュースなどの引用も取り入れた記事も加えて、記事数のバランスを考えているようです。

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