本日のテーマです
【1】イノベーションの手法を考える
【2】ネクストのイノベーションへのチャレンジとは?
【3】ネクストのイノベーションを活かした販促企画ってあるの?
記
今回(2回目)も
景気にも競合の出方にも国策の影響なども受けない力強いビジネスモデル
を考える中で、『イノベーションの手法を考える』です。
わたしが理解して使えるものだけを抽出しております。
書籍の要約ではありませんのでお許しくださいませ。
これからの予定は
次回は・・・素晴らしいプランに学ぶ
4回目・・・最終形である「利益モデル」にはパターンがあった!
です。
息が続くか、自分への挑戦です。
【1】イノベーションの手法を考える
リーダーはお客さま、社員、仲間をより安全な道に導かなくてはいけない、
ちょうどアフリカ大陸で乾期に集団で水を求めて大移動を引っ張る
ヌー(牛)のリーダーのように・・・だと思います。
当然 変化するものだけが生き残る、のですから、このイノベーションは必須です、
エプソンや本田技研では失敗は何もしないより評価され、
場合によっては失敗を表彰している例はみなさまもご存じのとおりです。
諸行無常、 盛者必衰、会者定離・・・
これは避けられないので、逆に、今日一日、来年一年を、大事に大事に生かすことが”大事”です。
さて本論です、
1.アイデア出しのポイントは・・・(1)たくさんのアイデアを出す
(2)以前にダメだったアイデアもOK
(3)革新的なアイデアの多くは失敗する、と考えて挑戦する
2.アイデア出しのメンバーは・・・(1)部署や属性などで偏りのないメンバーとする(目的による)
(2)スポーツ大会、読書会、同好会などで親睦をはかる
(3)その他、自由な着席レイアウトやコンテストの実施とお土産などもあり
3.リーダーの心得・・・・・・・・・「人間は理屈で説得されるのではなく、語り手自身によって説得される」
要は、何を語るかより、誰が語るかのほうが見られている、とのことです。
説得する内容だけでもいっぱいいっぱいなのに人間性の方が大事だとは一面
厳しいものです。
建築家の安藤忠雄氏いわく
「現場に行って工務店の仕事の何を見ているかというと、その人の熱意です、
難しい設計注文に対してどれだけ解決に努力と工夫をしているかを見るのです」。
まさにそれです。
4.斬新なアイデアを
引き出す簡単方法・・・
1)問題の言い回しを変える
たとえば、「どうすればもっと生産性を上げられるか?」→
「どうすれば、自分たちの仕事がもっと楽になるか」にかえたら驚くほどのアイデアが出た、とのこと
「どうすればブランド認知を上げられるか」→
「どうすればお客さまに1番と思ってもらえるか」「どうすれば代理店で優先的推奨してくれるか」なども同じ。
2)問題を逆にして見る
「どうすれば顧客サービスを向上できるか」→
「どうすれば顧客サービスを悪くできるか」次に「顧客サービスの向上」させるアイデアを出し合う。
そうすると、「電話が鳴っても出ない」から「2回で出る」「お客さまの名前を呼び掛けながら電話に出る」など出てくる
これはヒントになりませんか?今のお仕事に。
3)10人前後のスタッフを2チームに分け制約なくアイデアを出しあい競う
4)たくさんのアイデアを出す
これ、当然ですが
トヨタ自動車の社内提案制度では毎年200万件、その90%が実行されてるそうです。
ブレストにしても最初の20案に、また100案にもないかもしれません。
数が質を劣化することはありません、(まじめなら)
5)「誰が我々のビジネスを破滅させるか」を考える・・・目からウロコが出るかもしれません、プラス思考で考えます、
「未来はすでに始まっている、ただ、いっせいに始まっていないだけだ」SF作家の言葉もあります。
6)イノベーションの機会・・・
(1)予期せぬ成功と予期せぬ失敗、予期せぬ出来事に気づく
(2)現実と誰もがそう思う理想との業績や
認識、価値観、お客様が抱えている商品に対する不安や問題のギャップに気づく
(3)ニーズの存在
(4)産業構造の変化
(5)人口構造の変化
(6)常識の変化・・・車の買われ方が
所得階層→ライフスタイルになった、これからは家の燃費(エネルギーパス)で購入する、など
(7)新しい知識の変化
7)アイデアの評価の方法
5色ハット法・・・
変な名前です、が私はこれが気に入っています。
機会を見つけてやってみようと思います。
進行役が次の5つの掛け声ごとにみんなが「同時に同じ色の帽子をかぶり、
同じことを考えること」だけがルールです。
帽子の代わりにパネルでもボールでもいいです。
最初から
- 白い帽子では提案されたアイデアについての「事実やデータを集めましょう」です
- 赤い帽子では「集めた情報にどういう感情を持ちますか?」です、感情をオープンにしわだかまりをなくします
- 黄色い帽子では楽観的に考え利点を書き出す
- 黒い帽子では上記とは逆に悲観的に考え欠点を書き出す
- 緑の帽子では上記の欠点を最小に利点を最大にするアイデアを出し合います
以上で評価が完了します、各案を比較し優先順位を決め実行します。
※参考書籍は
■「結果を出せるリーダーのイノベーション思考法」ポール・スローン、北辰堂発行1600円+税
■「イノベーションと企業家精神」ドラッガー、ダイヤモンド社2000円+税
【2】ネクストのイノベーションへのチャレンジとは?
現状に満足しない・・・はネクストの毅然たる方針です、ややもすると自分に妥協します、
それでは自分も進歩しなくまわりからも尊敬されなく
その人でなくともよい”一般的ないい人”になります。
その癖がつくとなかなか人は殻を破れません、
いつもいつも自分の可能性を信じてやるッしかありません。
そのとき社内やお客さまや業者仲間に厳しく当たってしまうかもしれません、
が、ここが大事です、
本当に正しい、我々として、わからない、厳しい、つらいが
そこを超えて正しさを訴えているのだから簡単に妥協してはいけない、と。
自分を律しなければならないと思います。
「小善は大悪なり、大善は非情なり」です
また、確かに謙虚に反省しまた誠意も必要です。
話は少し飛びますが~
いま 納得できないものに広告費用と効果があります。
安くて第3者の信頼感のある、継続的に拡散する戦略PRがなぜか
景気の良さによる広告出稿増のなかに消されてしまいそうです。
安易に広告を考えていないか?
本当に真に自分がお客さまの立場で考えてその広告を信頼するか、
(キャラクターが本当にそう思っているとは思っていないのに信頼して認知し納得しますでしょうか、
しら~として見て好感度により摺りこまれて信じてしまうのでしょうか、
私は広告コミュニケーション理論を知らないためでしょうか?)
宝くじ広告に次から次に高く多くのキャラクターを使う意味は認知アップとは違う側面にありと思うのが自然です。
結果として宝くじ時を買ってカラくじばかりの人が多くなるはずです。(少し熱が出てしまいました・・・以上は推測です)
売れるためにはほどほど認知率(昔、聞いた話しには70%以上いったら売上に結びつかないでしたが)で充分です。
キャラクターもいいですがアカデミーなものも、もっとあっていいかと思います。
認知するのは配荷された大陳を見て始めて来店客は商品認知され買うのです、
この一般的な常識にかえりみず、自ら、自分の給料の一部をテレビ広告に浪費してる現状に悲しさを覚えます・・・
広告の質も問題です
『直撃する広告』を日本でもやってみなければなりません。
また、販促企画業界も劣化しています、
人材がいないことが広告業界との差と感じています。
これから業界として私企業として
人材育成が大事です。
【3】ネクストのイノベーションを活かした販促企画ってあるの?
三井ホーム(新聞記事)などでチーム対象のキャンペーンがうまくいっているとの記事が以前ありました。
今まで一般的に会社か個人対象が多かったように思います。
人事構造の格差、ノウハウの継承や蓄積がなかなか出来てない場合は特に効果的なように思います。
私どものお手伝い先複数社でチーム制でのキャンペーンでもやっていますが
イノベーション開発~かなり相当な成果までは行きついていないところもあるようです。
ぜひ これから、お客さまの社内やそのお得意様でのイノベーション開発のお手伝いをしてみたいと思っています。
そしていったんチーム制ができあがれば本テーマのイノベーション開発のための
各種コンテストや手引きマニュアル、先行事例、活用事例、キャンペーンニュース、
期間の発表会・表彰、チームの心に届く新たなインセンティブ、
継続的な提案制度などが
考えられます。
少しワクワクしませんか?
そのことが本テーマで考えたことであり
企画当事者である私どもの責任でもあります。
時代は変わります。
私共がその先端となり喜んでいただければと考えています。
販促企画業界で永くお仕事をさせていただいた分
専門的かつ幅広くお手伝いできるようなりました。
これからはそのひとつひとつをさらに磨き
そして 販促企画に各社用の新しいビジネスモデルのご提案をいたします。
そこでは常に従来とは違う”現状に満足しない”ご提案をいたします。
ときに、お客様が気付いていないこと
ときに、お客さまが考えていないこと
ときに、お客さまにとって耳が痛いこと
ときに、お客様より深掘りして考えたこと、長期的に考えたこと
ときに、サプライズなこと
ときに、ビジネスプラン、です。
=== そして、いま、『ネクストプラン推進中・・・』です。 ===