ネクストライク151号「ブログ記事の書き方」

オウンドメディアに代表されるブログ記事の書き方は、「カテゴリー」「記事タイトル」「記事内容」「商品・サービスへの落とし込み」の大きく4つに分けられて構成されています。ブログ記事作成の専門家は、ターゲットの興味関心を外さず、また、検索される記事や方法を考えながら作成します。
今号は、「ブログ記事」作成前後のチェックリストをお届けいたします。少しでもご参考いただければうれしいです。

1.「ブログ記事」作成上のチェックリスト
1)競合他社サイトとは異なるコンセプト(誰にどんな世界を伝えるのか)やキラーカテゴリーを強化する
2)SEOキーワードツールやSNSでニーズを調べる
3)SEOキーワードを意識するより「望まれる」内容を優先することで、検索される
4)最初の3~5行で、読者を「その商品を買うことによって得られる未来」に導く
5)一段落は120文字まで、1文は、原則40文字以内、6行以上連続になった場合は、1~3行に区分けすることで、リズムよく読みやすくする
6)構成は、「結論→解説の繰り返し」か「解説の積み上げ→結論」のどちらか
7)読者が欲しくて喜ばれる記事を書くには、先生になったつもりで書く
8)その道の専門家として発信しているからこそ、リピート・ファンが増える
9)専門用語を用いるなどして自慢するほどに、読者は離れる
10)ブログはあるひとりへのメッセージ、ライターとしてだけではなく、ひとりの人間として、その人を目の前にして、語りかけるように書く
11)買って後悔しないことを説く
12)本題と離れた不必要な文章は削除する、脱線しない
13)副詞や接続語はひらがなにする(又は→または)
14)重要な部分は太字で強調する
15)声を出して最後の校正を行なうことで、リズムや表現、誤字が発見できる
16)記事掲載の量は、最低、週1回、検索上位を狙うなら週に2~3記事の公開が理想(質的条件を含む)
17)関係する専門家の意見も聞き、視野を広める

2.作成後のチェックリスト
1)読者にベネフィットを書いているか(メリットも押さえる)
2)その記事はユニークか、意外性、ニュース性はあるか
3)他には真似できないほど具体的、専門的に書かれているか
4)見た読者が、共感し、うなずく姿が想像できるか
5)誤字脱字はないか

3.そのほかのご参考
参考1)Googleのコンテンツガイドライン(ポイント)
①その記事が信用できるか
②その記事は専門家が書いたか
③他サイトに似ていないか、それ以上か
④その記事は、オリジナルか
⑤その記事は、訪問者のために書かれているか、検索エンジンで上位表示される目的で作成してはいないか
参考2)関係する心理学
①読者が求めているのは、あなたの商品でなく、それによって得られる未来である
②ニーズとウォンツの違い
・「必要」だから買うのがニーズ、「欲しい」から買うのがウォンツ。人は、「必要」だからというニーズだけでは買わない。
・「欲しい」という感情ウォンツで買う。だから、欲求を満たす人間には、これが「必要で、欲しい」と
思わせるウォンツをタイトルやコンテンツ訴求する
・逆にいえば、ニーズ、つまり「必要」性だけを訴求して、買ってくれても、価格競争になる
③感情を刺激する3つのレベル
・希少性があり、好奇心を刺激する
・富や名誉欲、快適である、悩みや不安・苦痛がない
・時間をかけたくない、努力したくない、お金をかけたくない