Webマーケティングの考え方と実践方法③【ネクストライク125号】
「Webマーケティングの考え方と実践方法」シリーズの
3回目【ご担当者の方が忘れてならないこと】です。
これからの予定です。
3回目 ご担当者の方が忘れてならないこと。
4回目 Webマーケティング手法を整理する。
5回目 Webサイト構築時に注意したいこと7点。
6回目 Webサイト3つのタイプ。
7回目 Webサイトのリニューアル成功の4パターン。
8回目 コンテンツの種類を3つの視点で整理する。
9回目 改めて「オウンドメディア」を考える。
10回目「マーケティングオートメーション」を考える。
弊社の基本的なスタイルとして、お伝えできれば思います。
記
3.ご担当者の方が忘れてならないこと。
”コンテンツがつくれない””途中で施策を考えることをあきらめてしまう””結局、高いリスティング広告に頼りきりになり、 予算が続かなく中止する”” スタッフの体制やモチベーションが続かない”・・・などが問題となって、 これまで、数多くの取り組みが実を結んでいないようです。実態として、90%は失敗していると言われています。
また、その原因のひとつに、目標(KPI)を主にCPAといった「費用対効果」のみに置いている場合もあります。なるほど、数値化することは大事ですが、その企業の置かれた状況から見て、すぐに効果を出せなくても、 場合によっては、長期でマーケティングを考え、腰を据えてじっくり取り組むことで、確実に成果を出すことも必要です。
1. BtoBtoCは「商材が専門的で宣伝しづらい」「顧客が個人だけではなく会社組織であり、厳しい目で見られ購買プロセスが長く複雑」なので、マーケティングが難しいと考えられてきました。
市場の特性(商品の認知度や理解度、競合・流通実態、消費者動向などのいわゆる4Pなど)や自社の強み・差別化程度、ユーザー層の心理と購買プロセスなど全体のマーケティング活動の視点(マーケティングコミュニケーション視点)でWebも考える必要があります。
2.コンテンツの質か、量か、SEOか、ランディングページか、リードフォームか、集客広告か、
などを複眼で問題と対策を考えながら、何が正しいのかを追求し、本質をつかまえ、PDCを回しながら、
どんな施策が効果があるのかないのかを考え続けることが、大事なことです。模索していく“熱心さ”、が求められます。
3.Webマーケティンングというと、Web構築会社やSEO対策専門家、コンテンツ制作会社、リスティング広告専門会社など多岐に専門化されつつあるものの、それぞれの立場で部分適正であって、全体適正になっていないように、最近感じます。さまざまな施策を網羅的に把握し、臨機応変に対処できる能力が専門のスタッフ(社内外)に必要です。