ライフラインシステムというコンテンツはオウンドメディアとして成り立つのか?
「○○はオウンドメディアとして成り立つのか?」という視点で、今回取り上げていくのは「ライフラインシステム」です。
ライフラインシステムとは、電気,ガス,上下水道,電話,交通,通信など、日常生活に不可欠な線や管で結ばれたシステムを指します。
BtoBの中でもさらなるニッチ層への訴求はどうすればいいのか?
ライフラインは、縁の下の力持ち的な分野ですので、一般の方はまず興味を持ちません。
さらに、BtoBでも、ごく一般的な民間企業が取り入れるものでもないため、ターゲット自体がかなり絞られてしまいます。
こういう状況下の中で、「オウンドメディアを立上げ、読み手のためになるようなコンテンツを」と意気込んだとしても、費用対効果を考えたら、続けられる施策とは言いにくいです。
視点を変え、営業支援という切り口にしてみる
BtoBの中でもさらなるニッチ層、つまり、読み手も少なく、情報も読み物として楽しく読めるようなコンテンツにならない分野の場合は、視点を変えてみましょう。
こういった分野では、契約へ繋げていくためには、営業マンの力がかなり占めていると思われます。なので、その営業マンを支援するようなコンテンツを届けるということです。
支援するというのは、カタログのような情報ではなく、その記事がそのままが営業トークやプレゼントして使えるということです。公にできる営業コンテンツは一般公開し、一部の人にだけということであれば、会員限定公開にすることもできます。
例えば、近いものだと、積水化学の「エスロンタイムズ」というサイトがあります。(営業支援というよりは、カタログやレポートが中心になっています。)