アイデアの閃きのためにできることを提案するメディア「wisdom」
オウンドメディアを構築する上で、取り上げやすいのは、「業界の情報」と、「自社の事例」です。
今回は、業界の情報と自社の事例を活用しているオウンドメディアを紹介します。
アイデアの閃きのためにできることを提案するメディア
ビジネスパーソンのミッションは企業の問題解決から、社会課題の解決でもあります。そのアイデアの閃きのために、新しいビジネスブレークスルーの“場”として、NECができること提案していくメディア。
サイトのコンセプト
サイトを運営しているのは、日本電気株式会社(NEC)です。NECでは、BtoB領域のお客様とのコミュニケーションを目的に、2001年にメルマガ配信を開始。その後、2004年には情報提供サイト「wisdom」を開設。サイト自体は、2回ほどリニューアルしているようです。
サイト内の「このサイトについて」を拝見すると、NECと関わりによって生まれる未来を発信しています。
あなたのインスピレーションと、次代のWAVEを創っていく。
wisdom今、この世界にないビジネスアイデアは、どのように閃き、生まれるのだろう。
それは、従来のビジネスプロセスや情報ソースの“外側”にあるのかもしれない。一見、自分のビジネスとは遠い他業種の事例が、ビジネスアイデアに変わる。
そんなブレークスルーのきっかけに、私たちはなりたい。ビジネスパーソンのミッションは企業の問題解決から、社会課題の解決へ。
そして新しい価値を創るフェーズへ進化してきた。ひとの心をワクワクさせ、次代の価値を創るイノベーションには、
業種や国籍、文化の壁を越えた情報とアイデア、
そしてテクノロジーの融合が必要だ。そのアイデアの閃きのためにNECができること。
それが新しいビジネスブレークスルーの“場”「wisdom」wisdomが発信する情報を読んで、感じて、参加する。
そのとき生まれるあなたのインスピレーションが
“新しいビジネスの仕組み”を創り、次代のWAVEとなっていく。大切なのは、どんなビジネスパートナーと、どんな夢を描き、
どんなチャレンジをしていくか。
共に挑み、共に創ることが、わたしたちのミッションであり、最高の歓び。さあ、あなたが思い描く未来を創っていこう。NECといっしょに。
コンテンツ内容
記事のカテゴリーは、
- ビジネス
- テクノロジー
- イノベーション
- 共創
- イベントレポート
が設けられています。ざっくり分けると、「最新情報」と「事例紹介」が掲載されています。
TOPページの右サイドバーには、PICK UP記事として、今話題のAIについての記事が取り上げられています。
記事ランキングは、トップ5として、右のサイドバーの下に設けられています。
更新頻度はバラバラですが、週に3~5記事前後。
ゴールはメルマガ&アプリ登録
コミュニケーションが目的なので、サイト自体に売り込み色の強い導線はありませんが、メルマガやアプリの登録が設けられています。
(現時点での)結果
一応、分析ツールのSimilarWebで5月13日現在のデータを調べてみると、
訪問者数はバラツキがありますが、6~15万前後のようです。
流入の10.50%が検索によるもので、ダイレクト(ブックマーク)が10.23%、リンクからの流入が27.39%です。SNSは1.10%。Displayが50.61%なので、ネットの広告からの流入が半分を占めています。
知見
内容が、テクノロジーでかつ最新の内容であることから、検索する人の数は少ないようです。そのかわり、ネット広告を使い、ターゲットを集めているようです。