ホームセンターフリーペーパーから生まれた、暮らしの冒険Webマガジン「Pacoma パコマ」

フリーペーパーなど、オフラインでしっかりとした情報を発信している会社が、そのコンテンツノウハウをオウンドメディアに活かす動きが出てきています。

自分にぴったりの心地よい暮らし「つくる」ひとたちを応援するメディア

全国のホームセンターで20年以上にわたり毎月30万部発行しているフリーペーパー「Pacoma(パコマ)」(発行・編集:株式会社 日宣)による、自分にぴったりの心地よい暮らし「つくる」ひとたちを応援するメディアです。

Pacoma パコマ | 暮らしの冒険Webマガジン

サイトの目的

ターゲット層は、主婦層を中心とした「暮らし」に興味のある30〜40代女性です。

元々、20年以上にわたるフリーペーパーの記事制作で蓄積してきた、DIY・家事ラク・園芸・リノベ―ションの暮らしに特化したノウハウや、フリーペーパーとホームセンターとの連動したPR企画などを、WEB上でも配信し、オンライン・オフライン双方でのさらなるプロモーションや、ブランディングをおこなっていくことのようです。

施策

今注目の「DIY・家事ラク・園芸・リノベ―ション」など暮らしに特化したオリジナルコンテンツだけでなく、カリスマ主婦DIYerなど、100名以上のPacomaサポーター(ブロガー・インフルエンサー)と全国の本誌読者とのリレーションを活かし、「本当にやってみた」にこだわったコンテンツも配信しています。さらには、ガーデナーや防災士など、各分野で注目のプロによる記事も取り揃えています。

記事カテゴリーは、

  • カルチャー
  • 家事
  • 子育て
  • やりくり
  • DIY
  • ガーデニング
  • プレゼント
  • ホームセンターマガジンPacoma

となっており、暮らしのことから、DIYや家事に触れたこともあります。フリーペーパーの内容もこちらで掲載しているようです。

記事のアクセスランキングを見ると、家事系の記事が上位にランクインしています。

ベスト5

  1. 収納上手になれる!服のたたみ方7選|簡単・コンパクト
  2. 意外と知らない!お見舞い金の相場・渡し方|Pacomaマナー
  3. 道場家事【画像豊富】超簡単なTシャツのたたみ方|ショップ並の仕上がり
  4. 布団のカビを自分で取る方法【クリーニングに出す前に試して】
  5. フローリングのカビは自分で取れる!超簡単な予防と対策

また、連載シリーズは、右のサイドバナーに貼られており、PR記事やオススメレシピ紹介、コミックエッセイ、DIY、花嫁修業・・・といったユニークな企画でまとめられています。

更新頻度はバラバラですが、2~3日1記事ペースで更新されています。他のサイトにある記事を紹介するようなことは一切なく(キュレーションなし)、全て100%オリジナル記事です。誌面向けのPR記事をそのまま転載した記事や、他サイトにある情報をつぎはぎしただけの記事を好まないとのこと。

これらの記事は、社内の編集部でも書かれていますが、それ以外では、それぞれの分野の専門家やライターが記事を書いています。30名を超える方で書かれています。

ライター

ゴールは、認知度UPと記事広告の獲得

サイト自体に直接的なゴールは設けられていません。フリーペーパーを行っていることから、WEBメディアの認知度が高くなれば、比例して、フリーペーパーの部数も伸びやすくなります。

また、2016年3月から始めたWEBメディアへのアクセス数が徐々に高まったことにより、2017年4月からは、記事広告の募集を行っています。

記事広告の募集ページ

過去の記事広告例を見ると、かなりユニークな切り口で取り上げています。

記事広告例

(現時点での)結果

アクセス数や問い合わせの数などは公開されていません。

一応、分析ツールのSimilarWebで3月6日現在のデータを調べてみると、、、

訪問者数は安定して、20万~30万弱のようです。

流入の約79.93%が検索によるもので、ダイレクト(ブックマーク)が約9.85%、リンクからの流入が約3.96%です。

また、SNSですが、facebook、Twitter、Instagram、LINEと、一通り行っています。ターゲットが主婦層を中心とした「暮らし」に興味のある30〜40代女性だからなのか、SNSからの流入が6.26%と、他のメディアサイトより高い数値が出ています。

知見

ターゲットが主婦層を中心とした「暮らし」に興味のある30〜40代女性だからなのか、SNSでの流入が、他のオウンドメディアに比べても高い数値が出ているようです。多分、30〜40代女性はスマホを利用しやすいことから、自然とSNSからの流入につながっているのかもしれません。

さらに、記事は、誌面向けのPR記事をそのまま転載したり、他サイトにある情報をつぎはぎするようなことをせず、全て100%オリジナル記事なので、記事が増えれば増えるほど、魅力的なサイトへ育っていきます。