ハートは変えずに、エンジンは変える【ネクストライク106号】
変化の激しい時代。
変えないものと変えないものがあります。
時代は変われども、ハートは変えずに、エンジンを変える。
ハートとは、心の持ち方、これは今までと変えません。
ハートは考え方、心の持ちようで、どっちにもなります。時に、ハートが湿っていて火がつかない時もあるかもしれませんが、そんな時は気分転換して気持ちを切り換えます。
たとえば・・・
・言われたことだけではなく、言われた以上のことをする
・今だけ考えればいい、ではなく、長期で考える
・自分の能力のなかで考えないで、能力はもっとあると考える
エンジンとは動かすための技術やテクニック。
ここではマーケティング手法のことを示します。
マーケティングとはお客さまが購入しているか価値は何かを考えることであり製品やサービスを自ずと売れる仕掛けをつくること→売込みをなくすことです。(ドラッカー)
製品やサービスが自ずと売れる仕掛けをつくる戦略、そして、お客さまが購入している価値は何のか、という独自のコンセプト、この2つのことが企業さまで欠けているよう客観的に感じます。
アメリカのマーケティングと比べて個々手法の出来(精度)は日本の方がすぐれている(部分最適)そうですが、全体の戦略(商品なら、どういったコンセプトで、どういった表現で、どういった手段でなど)の一貫性(全体最適)は劣るそうです。
企業さまが公開しているコンテンツ をみてもそういった鋭い切り口に出会えることはあまりないからです。(これは同じプランナー仲間でよく話し合うことです・・・)
Webマーケティング、その中でもコンテンツを重視した集客サイト(オウンドメディア)やSNS、メルマガ、MAなど新しいメディアを開発する際に、他社に抜き出て、一貫性のある「製品やサービスを自ずと売れる仕掛けをつくること」を考えることができます。
新しいメディアにいままでのノウハウを投入して、流通やユーザーとの新たな双方向のコミュニケーションを創造することで市場をつくっていきたいと考えております。
注1)市場とは企業のアクションに対するリアクションある状態を言うのであって単に、デモグラフィック的に人がいるから市場というのではない
注2)ノウハウとは他社にはない洞察力と提案力で市場や商品を考え、そして、マーケティング・販促分野での多くの企画経験のことを指します。