”売っている現場”を大事にしよう!【ネクストライク83号】

今号は 【 ”売っている現場”を大事にしよう! ・・・】と題してお送りします。

”売っている現場”とは、販売店が売っている現場やお客さまが買おうとしている現場です。
それを忘れずに考え行動しよう・・・と。

会社組織でしかも管理的な社風が強い場合は「ことなかれ主義」タイプの方が多くなります。
関心が社内の方に(上司だったり・・・)向いてばかりいて
販売店の現場やお客さまに向いていないことなどありませんか?

結果 上司のためにもその組織のためにもならない・・・だれも得をしない?!

そんなケースは正直、少なくなったかもしれませんが・・・

一般的に企画仕事は机上で関係者だけ集まり、あまり建設的な議論もなくその場の
声の大きな人や、個人的・属人的?な感性での主張に頼った意見が通ってしまって
結論が集約されることもあるようです。

たいていうまくいきません!

現場を知らなくて、お客さまを知らなくて・・・それで 売れるはずがないからです。
(知ろうとする努力が最低限 必要です~)

(リフォーム業界についての私見です)

リフォームはそれを欲している(気にしている)人が買います。
リフォームを欲していない人(ほぼ気にしてない、困っていない人)に買わせるのはまだまだ難しいです。
(その方にとっては 他に欲しいものがたくさんあるからです・・・)

需要創造は”売っている現場”を中心として展開し、
徹底して継続して投資(経費ではなく)すべきと考えます。

ユーザー認知率100%は目標でも課題でも関心事でもありません、
売れるかは、そのエリアでその店が3つのことがお客さまと解決できているか否か、につきます。
(詳しくはバックナンバーにて参照ください)
そこをメーカーや卸店が強くフォローすべきです。

”売っている現場”の認知率を100%にすることは不可能ではありません、
彼らのニーズが読めるからです。

販促するなら”売っている現場”を知って考えることをお勧め申し上げます。

”売っている現場”を大事にしよう。

その上で、自分が社長だったら事業部長だったらどうするか、を考えよう~

これが仕事(ほぼ 人生と言ってもいいです)を楽しくするうえで大事ではないでしょうか。

(自分が主人公でない評論家が多い世の中でいかに仕事をおもしろくするかに日ごろから努力する人は
きっと 東京オリンピック以降の厳しい?能力の優劣がもっと厳しく問われそうな社会環境でも生き抜いていけれると思います)