問題をとらえ原因を突き止め、考えた打ち手をすぐ実行する、を考える【ネクストライク26号】
今回は
【 問題をとらえ原因を突き止め、考えた打ち手をすぐ実行する、を考える 】
自分磨きの点も含め
『人生・仕事で大事なこと』と題しての
3回目は
①問題をとらえ
②原因を突き止め
③考えた打ち手をすぐ実行する、を考える
記 ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
よく問題点や課題と、口にしますが
本当に「問題」をとらえていますでしょうか?
私も仕事柄「アレッ」と言われたら「コレッ!」とすぐに反応してしまう自分があることに気づきます。
前号の”脳が・・・”の前に物事の原因をいまいちど見直し考えるべきことがこれです。
本来のあるべき仕事のスタイルを少し考えてみました。
問題解決4つの要素は
【1】問題を正しくとらえる
【2】根本原因を突き止める
【3】打ち手を考える
【4】すぐに実行する→修正を素早く繰り返し目標を捕捉する
【1】問題を正しくとらえる
- そもそも何をゴールとするかあるべき姿を描く、間違って設定してないか問う
- 現象を「問題」と考えないこと、
要因分解しないと具体的に解決できない
(例、A製品のシェアが落ちた→A製品のシェアを上げろ、ではない、
もっと要因分析する) - 誰の立場で問題とするか定める
- 対象や期間、範囲などをあいまいにしない
- 過去のしがらみをのぞく
- 自分の立場に執着しない
【2】根本原因を突き止める
- 現象に対してすぐ手を打とうとするな、原因を深掘りして、主な原因を仮設する
(例、名医は「胃がいたい」患者にすぐに「胃の薬」を出しません、
そこで仮説としてストレス性か、胃がんか、と仮設して原因をさぐる)
↓ - 原因追究する
「原因追求型Whyツリー」は問題に対して
「なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?」と5回繰り返して原因を分解していく
※数多い仮設のうち20%が問題全体の80%を解決します(パレート分析の応用)
↓ - 優先的に仮設した問題は本当に問題か否かを調べる
このとき、関係者取材やデータ分析を手早くして仮説がYES、NOを判断する
例えば、100営業所あっても代表的な4~5カ所を調べるだけで
仮設のYES,NOが判定する
↓
すぐ 打ち手を考える
(ひとやすみ)
- ビジネス現場では長年の経験だけで治療し、深入りせず考えているケースもある?
- 原因を人間のせいすると思考停止になる
→業務上の問題と考え”もっと掘り下げる” - 視点を見直す(定義を見直す、次元を上げて考える、長期的に考える、
自社・競合・流通・ユーザー・社会など複数視点で)
【3】打ち手を考える
「目的達成型ツリー」は達成したい項目に対してツリーをつくり
具体的な打ち手を考えられます
【4】すぐに実行する
修正を素早く繰り返し目標を捕捉する
☞こぼれ話し
「選択と集中」とは選択したもの以外は捨てる、
全てのお客様の満足は難しい、
自分の価値観にあったお客様を探して、その要望に120%応える!
→星野リゾートはテレビのない部屋で非日常を提供しています。(行ったことないです~)
【予定】次回はダビンチもやっていた私にもできる『クリエイティブシンキング』です